2012年12月7日金曜日

年末プロジェクトが無事に終わりました。

長い廊下に仕切り壁をつけることでプライベートな空間が出来ました!

献建築の定番になってきたトリマーを使って木材にデザインを入れています。少し手間をかけてあげるだけで、仕上がりが抜群に変わってくるので、驚きですよね。


親子でペンキ塗り。子供はお父さんの背中を見て育つんですね、ほんと。息子さんの丁寧さと忍耐はこの背中から学んだんだなと思いました。




表の壁のペンキ塗りが進んでいる間に反対側の工事に入りました。

そしてペンキ塗りが完了!
写真ではなかなか伝わりにくいのが残念ですが、ドアを閉めるとまるで癒しの空間が広がっていくような雰囲気があります。
さぁて、続いては入り口付近にある開口部に引き戸をつけてほしいと頼まれたので、その加工に入ります。まずは引き戸が走るレール(敷居と鴨居)を作っていきます。

鴨居も出来ました。

材木を削り、穴をあけ、切る作業でたくさんの切りくずが。。。薪ストーブがあるこれをすべて燃料に変えることが出来るのに。。。なんていつも考えてしまいます。

しまった。。。引き戸を作る工程を撮るのを忘れてしまった。まぁ、このブログでも以前、紹介したことがあるので、詳しくはそちらでご覧くださいね。しかし戸が付くだけで、見た目もその場の雰囲気も一変しますね。こういうチャンスが与えられる僕はほんとに幸せものです。

2012年12月5日水曜日

仕切り壁の工事

今日は朝から雨。買って来て、加工しておいたドアをのせて、材木屋さんで頼んでおいた材料をもらい、いざ、出発したものの。。。なんか後ろから擦るような音が聞こえると思って降りてみたら、材木を縛っていたロープがほどけていて、100メートル以上も材木を引きずって運転してました。。。。ほんと、危なかった。。。

気を取り直して、現場へ直行。今回はここに仕切り壁とドアを取り付けます。

これから使う定番になってきた杉材。

依頼主のK君が中古ドアのサンダーがけを頑張ってくれました。ペンキで仕上げるために、ニスを落とす必要があったのですが、彼の頭と顔は白い粉で真白!サープボードを作っているシェイパーの雰囲気があって、かっこよかったなぁ。

少し、下地壁ができてきました。今回はなぜか余裕がなくて、忘れ物が多かったのですが、なんとか切り抜けることができました。

愛用のレーザー器。DIY用のやすいやつなのですが、これでかなりの仕事をこなしてます。長い付き合いだったのですが、残念ながらスイッチが壊れかかってます。。。少し、ショック。。。

基本的にドアを取り付けるために、まず丁番がつく板が垂直でまっすぐでなくてはいけません。そのためにレーザーを使い、自家製の楔をいれて調整していきます。

これは台風が通ったあとではありませんよ。サンダーをかけたからこうなったんです。しかしまぁ、戸が収まると気持ちがいいものです。それまでは気が気でない。

これから壁板を貼っていきます。

ちなみにこのドアが売られていたお店。かなり不思議な場所で、まさかドアが売ってあるなんて、外から検討もつかない。でも入ってみるとたまに宝物?と出会える日も。

2012年12月4日火曜日

今年、最後のプロジェクトの準備!

今年最後のプロジェクトの準備をしてます。これはドアを加工するために挟む道具です。

まずはこんな感じで落とし込んで、

それから楔をどんどん下のほうに押し込んでいき、きつくなったら、完了です。

ドアがしっかりと固定されている状態で蝶番の向きを入れ替えます。今回は中古ドアを安く買ってきて、それを加工していきます。

こんな風にはずして、右側に細長く残っている部分を鑿(のみ)で落としていきます。

こんな具合に。

今日のお昼は沖縄では定番のいなり寿司。久しぶりに一人で食べるのはさびしいなぁ。。。やっぱり仲間がいるのが一番。

午後からは鑿とカンナのお手入れ。 
右側にあるカンナは台直しカンナと言って、カンナの本体を削る道具です。カンナの刃が直角に入っているのが見えるでしょ?カンナの台って木なので、湿度の変化で歪んでいくですよね。鑿砥ぎも順調に進んでいます。

実は新しい砥石も届きました!この灰色のやつ。人工砥石なのですが、自然乾燥させているため、普通の人工砥石のように目詰まりが起きにくいとか。いやぁ、恥ずかしながら、やっと、人工砥石の違いが分かってきました。日本の刃物は基本的に柔らかい地金と堅い鋼で出来ています。ですから刃を砥ぎ終えると、この2つの鉄の表情がきれいに出てくるのですが、これがまた何とも言えない味わい深いものがあります。

上でお見せしたドアにつけるカギ付きの施錠。ドアに取り付けるまえに、まずは別の木でうまく行くか試してみました。実はこの作業に対してかなり苦手意識を持っていたのですが、チャレンジしてみると、すべてがうまく行きましたよ。大工の技術が特別練習しているわけでもないのに、どんどん上がっていっていることにびっくりしながら、自分が愛されていることに神さまに感謝。

2012年12月3日月曜日

読谷プロジェクトの完成写真のアップが遅くなりました。

これが読谷の工房の一角にあります。12月14日~16日に陶器市がありますので、もし時間がある方は見に来てくだいね!

2012年12月2日日曜日

やっと届きました!

これはダルマ玄能と呼ばれているかなりコンパクトな玄能(ハンマー)です。そのコンパクトさのおかげで玄能を振る時に無駄な遠心力がかからず、のみを叩く時が可能になります。

見てください、この短さ!

面白いほど、手の中にすっぽり入っちゃいます。

歯磨き粉のチューブのキャップよりも大きいんですよ、これ。早くノミを使った作業がしてみたい。

長い間、革製の鑿(のみ)袋を使っていたのですが、今回、この新しいデザインに変えてみることにしました。楽しみ!

2012年11月30日金曜日

2012年11月22日木曜日

陶器師の工房が完成!

陶器を作る工程で欠かせない差し棚と呼ばれる棚の作製中。

棚を丸太から吊り下げるのですが、強度のために3本の5寸(15センチ)釘を打ちこんでいきます。丸太がかなり固くて、腕と肩の筋肉がパンパンでございます。

この間、取り付けた筋違をボルトで固定するための加工。まずはキリで穴をあけて、

その穴にこの不思議なキリの先が入り、丸い穴を掘って行きます。

こんな感じの穴が出来るんです。かっこいいでしょ。

完成!

これが完成した差し棚。上に作成中の作品が置かれているのが見えますか?

違う角度から。どんどん工房へと早変わり。

ここはろくろが入る場所。工房は一度作ると最低20年、30年は作り変えないそうなので、この工程が見れるのはかなり有難いことでした。それも親方が自分の手で一つの一つのパーツを置いていく姿は、お弟子さんたちにとっても忘れられい体験になったのでは?

どうですか?かっこいいでしょ?技術がさらに進歩していって見える今の時代ですが、昔から変わらないものがあるようです。それは土と水と空気。この3つが作り出すサイクルは、古代から変わらない。だから焼き物を作る工程も変わらないとか。こういうものと人が触れることがいかに大切なことか、今回、改めて感じさせられました。どんなに美しく、かっこがよく、きれいな恰好をしている人でもいつかはこの土に戻って行きます。

でもそれって外側の話。でも僕と言う存在は僕の見た目だけで出来ているのではなくて、目に見えない部分があります。それは土から造られていないので、土に帰ることはありえない。ではどこに行くんだろう。目に見えないはずの人の性格は僕たちの体を通して表現されるから、それがすべてだと思ってしまうけど、こころは誰にも壊すことも、なくすことも出来ない。そのこころを大切にしたい。それが表現となって体に表れるから。

2012年11月17日土曜日

吊り戸の取り付け&最後の解体工事!

柱を補強するための筋違いの加工。

こんな感じで、がっちりと梁と柱を支えます。

反対側の柱にも。

続いてはこの間、流したモルタルに埋めた一本の材木を抜きます。

思ったよりもすいすい抜けました。
このように吊り戸がこの溝を通るのです。手作りレール!今回、初めて挑戦してみたのですが、これからも使って行きたい方法です。いやぁ、いい出会いでした。

最終的な戸の調整をして。

吊って行きます。

2枚目。これ結構、コツがいりましたが、慣れれば実にすごいシステムですよ。

ビフォア!しっかりした部屋になっていましたが。。

壁を解体するとなんと後ろの工房が姿を現しました。壁を外してみるまでは、どんなにイメージしても分からないものですね。百聞は一見にしかず?でよかったかな。。。

壁の反対側には大切な焼き物が置かれていたので、壁を一気に切り離し、こちらに倒した後で解体しました。お蔭さまで工事も99%終わり、あとは12月に行われる大きなイベントに向けて準備が進められていくようですよ。お楽しみに!