2012年11月30日金曜日

2012年11月22日木曜日

陶器師の工房が完成!

陶器を作る工程で欠かせない差し棚と呼ばれる棚の作製中。

棚を丸太から吊り下げるのですが、強度のために3本の5寸(15センチ)釘を打ちこんでいきます。丸太がかなり固くて、腕と肩の筋肉がパンパンでございます。

この間、取り付けた筋違をボルトで固定するための加工。まずはキリで穴をあけて、

その穴にこの不思議なキリの先が入り、丸い穴を掘って行きます。

こんな感じの穴が出来るんです。かっこいいでしょ。

完成!

これが完成した差し棚。上に作成中の作品が置かれているのが見えますか?

違う角度から。どんどん工房へと早変わり。

ここはろくろが入る場所。工房は一度作ると最低20年、30年は作り変えないそうなので、この工程が見れるのはかなり有難いことでした。それも親方が自分の手で一つの一つのパーツを置いていく姿は、お弟子さんたちにとっても忘れられい体験になったのでは?

どうですか?かっこいいでしょ?技術がさらに進歩していって見える今の時代ですが、昔から変わらないものがあるようです。それは土と水と空気。この3つが作り出すサイクルは、古代から変わらない。だから焼き物を作る工程も変わらないとか。こういうものと人が触れることがいかに大切なことか、今回、改めて感じさせられました。どんなに美しく、かっこがよく、きれいな恰好をしている人でもいつかはこの土に戻って行きます。

でもそれって外側の話。でも僕と言う存在は僕の見た目だけで出来ているのではなくて、目に見えない部分があります。それは土から造られていないので、土に帰ることはありえない。ではどこに行くんだろう。目に見えないはずの人の性格は僕たちの体を通して表現されるから、それがすべてだと思ってしまうけど、こころは誰にも壊すことも、なくすことも出来ない。そのこころを大切にしたい。それが表現となって体に表れるから。

2012年11月17日土曜日

吊り戸の取り付け&最後の解体工事!

柱を補強するための筋違いの加工。

こんな感じで、がっちりと梁と柱を支えます。

反対側の柱にも。

続いてはこの間、流したモルタルに埋めた一本の材木を抜きます。

思ったよりもすいすい抜けました。
このように吊り戸がこの溝を通るのです。手作りレール!今回、初めて挑戦してみたのですが、これからも使って行きたい方法です。いやぁ、いい出会いでした。

最終的な戸の調整をして。

吊って行きます。

2枚目。これ結構、コツがいりましたが、慣れれば実にすごいシステムですよ。

ビフォア!しっかりした部屋になっていましたが。。

壁を解体するとなんと後ろの工房が姿を現しました。壁を外してみるまでは、どんなにイメージしても分からないものですね。百聞は一見にしかず?でよかったかな。。。

壁の反対側には大切な焼き物が置かれていたので、壁を一気に切り離し、こちらに倒した後で解体しました。お蔭さまで工事も99%終わり、あとは12月に行われる大きなイベントに向けて準備が進められていくようですよ。お楽しみに!

2012年11月14日水曜日

飾り棚と工房の入り口の工事

これが両側から使える飾り棚です焼き物が置かれるとか。 
階段の下にすっぽり入りました。

ここが工房の入り口。ここに2枚の戸を吊って、入り口をふさぎます。

これが戸を吊るレールを取り付けるパーツ。日本の工業系の技術はほんとに最高です。よく考えられていて、使いやすい。

さきほどのパーツはこのように2つに分かれ、この上にレールを取り付けてから残りのパーツではさみます。

このように!

全部のパーツが付きました!長さは約4メートル。

さぁ、続いては戸の加工。オーナーさんがどこから持ってきた杉の大きな戸。とてもいい職人さんが作ったもので、軽くて丈夫です。かなり高さがあるので、必要なサイズに切ります。

これが戸を吊るもうひとつのパーツです。

反対側はこんな感じ。少し木の大きさが違うのが分かりますか?先ほど、短く切った部分にこの材料を足して、強度を出すために少し、厚くしました。

2つの戸の取り付け準備が出来たので、今度は戸が走る下のレールを作るためにモルタル作りです。

ここにモルタルを流し込んでいきます。

真ん中に長い棒が入っているのが見えますか?これはレールになる部分なのですが、モルタルが固まってからその姿を現してくれると思います。

モルタルで手でこねて作るのは何年ぶりでしょうか?Mさんがパワフルにセメントと砂を混ぜてくれました。腰が。。。。

2012年11月10日土曜日

板壁の続きと階段の製作!

これが一番面積が大きかった壁。 
一人でする作業は脚立の上り降りが増えて、一日の終わりには足ががくがくしておりました。しかし作業が順調に進むことほど、気持ちがいいことはありませんよね。いやぁ、こんな事を言っている僕はまだまだってばれてしまいましたね。熟練のプロは、ハプニングに落ち着いて対処できるから。少しは対応できるようになってきたんですよ、これでも(笑)

結構な高さでしょ?作業中にうっかり鉛筆を落としたりしたのですが、その時の僕の顔を誰かに写真を撮ってもらいたかったなぁ。きっとこの世の終わりが来たような顔をしてたかもです。

その日の朝焼け。たまに詩人が空は泣いているって言う言い方をしますが、なんかよく分かる気がします。空は地上で起きていることを表現しているよう。


壁板張りもそろそろ終了です。

壁板の次は床に上がる階段の製作。今回は高さがないので、かなりシンプルなものになりました。

階段は大工さんの腕の見せどころと言われますが、僕にとっては楽しいおもちゃで遊ぶ感覚かな?作っていても面白いし、出来上がったらそれを眺めるのも楽しい。

今回はこの足場板で階段のすべてのパーツを作りました。長さは4メートル。

階段を対角線上にある部屋の角にそれぞれ取り付けました。これは階段の真ん中を支えるパーツ。

そして両側に見えるのが階段の端になる部分。これであとは踏む板を準備すればOK.

足場板の幅だけでは階段としては幅が足りないので、少しだけ足します。

幅が広くなっているのが分かります?中央の奥に90度の切り込みが見えますか?全体的にこれは中へスライドさせてはめて行きます。

こんな感じで。

いろんな調整の後、完成!このくらい幅があると快適な階段が出来ますね。

これから最後?のプロジェクトになる大きな展示用の棚を作製していきます。

材料も良質なベニヤ。最近、こんないいものを使ったことがないなぁ。扱いやすかった。

まずは大きな箱を作り、中に仕切りを入れ、表と裏から使えるようにしています。続きをお楽しみに!

仕事の帰りに見た不思議で優しい夕日。僕の知り合いが空は神さまのキャンバスと言っていたのを思い出します。どんなプロの絵描きでもまったく瓜二つの絵を描くことは出来ません。いや、彼らもそれをまた描きたいとは思わないはずです。人の中に新しいものを生み出そうとする性質があるのは、神さまの中にあるからなんでしょうね。明日はどんな絵を空に書いてくれるのかな?楽しみ!