2012年11月22日木曜日

陶器師の工房が完成!

陶器を作る工程で欠かせない差し棚と呼ばれる棚の作製中。

棚を丸太から吊り下げるのですが、強度のために3本の5寸(15センチ)釘を打ちこんでいきます。丸太がかなり固くて、腕と肩の筋肉がパンパンでございます。

この間、取り付けた筋違をボルトで固定するための加工。まずはキリで穴をあけて、

その穴にこの不思議なキリの先が入り、丸い穴を掘って行きます。

こんな感じの穴が出来るんです。かっこいいでしょ。

完成!

これが完成した差し棚。上に作成中の作品が置かれているのが見えますか?

違う角度から。どんどん工房へと早変わり。

ここはろくろが入る場所。工房は一度作ると最低20年、30年は作り変えないそうなので、この工程が見れるのはかなり有難いことでした。それも親方が自分の手で一つの一つのパーツを置いていく姿は、お弟子さんたちにとっても忘れられい体験になったのでは?

どうですか?かっこいいでしょ?技術がさらに進歩していって見える今の時代ですが、昔から変わらないものがあるようです。それは土と水と空気。この3つが作り出すサイクルは、古代から変わらない。だから焼き物を作る工程も変わらないとか。こういうものと人が触れることがいかに大切なことか、今回、改めて感じさせられました。どんなに美しく、かっこがよく、きれいな恰好をしている人でもいつかはこの土に戻って行きます。

でもそれって外側の話。でも僕と言う存在は僕の見た目だけで出来ているのではなくて、目に見えない部分があります。それは土から造られていないので、土に帰ることはありえない。ではどこに行くんだろう。目に見えないはずの人の性格は僕たちの体を通して表現されるから、それがすべてだと思ってしまうけど、こころは誰にも壊すことも、なくすことも出来ない。そのこころを大切にしたい。それが表現となって体に表れるから。

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